地面師たち川井菜摘からの手紙は誰が書いた?内容や目的を考察!

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今回は、『地面師たち』に出てくる川井菜摘からの手紙は誰が書いたのか、手紙の内容や目的を考察していきます。

ネットフリックスで配信されている『地面師たち』ですが、話題となっていますよね。

映像化は困難と言われた作品でしたが、俳優陣は豪華で、ストーリー描写は地上波では見れない演出が盛りだくさんです。

そんな地面師たちが計画実行している間に、予想外のことがたくさん起こります。

観ているこちらもドキドキしてしまいますよね。

その中でも予想外の出来事の1つである、石洋ハウスの青柳に届いたという手紙は、誰が書いたものなのでしょうか?

それでは、『地面師たち』に出てくる川井菜摘からの手紙は誰が書いたのか、手紙の内容や目的を考察していきます。

 

地面師たち川井菜摘からの手紙は誰が書いた?

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青柳に届いた、差出人が川井菜摘の手紙を書いたのは、

竹下

と予想されます。

麗子は、青柳に手紙を送った心当たりがありませんでした。

また、地主の川井菜摘は測量が入るまで、自分の土地が地面師によって売却されていることに気づきませんでした。

なぜ竹下と予想できるのか、みていきましょう。

 

竹下

石洋ハウスに光庵寺の土地を案内する当日、地主である川井菜摘は早朝から外出し、楓と沖縄で3日間を過ごす予定になっていました。

川井菜摘と楓が那覇空港に到着し、アテンドの人と合流します。

なんと、アテンドの人が竹下だったのです。

 

「あれ?なんで沖縄に?東京にいるのでは?」と、思いましたよね。

ここまで予定通りに進んでいたのに、この竹下の行動が気になりますよね。

 

竹下が楓に渡したいものがあると言い、2人になれる場所に移動してお金を見せます。

お金を見て油断した楓は、竹下に命を奪われます。

竹下は川井菜摘に楓の状態がわかる写真を見せ、東京行きのチケットを渡して飛行機に乗るように言います。

川井菜摘にとったら、何が起こっているのかわかりませんが、あまりの恐怖に帰った方が良いことだけは、わかりますね。

楓の命を奪い、川井菜摘を東京に帰す計画なんてありません。

竹下が計画の邪魔をしているように思えます。

 

須永

青柳のライバル役員で、商業部部長・須永の可能性も考えてみました。

青柳は開発事業部部長ですが、土地開発事業に失敗したので、新たな土地探しを須永から命じられています。

青柳の強引なやり方を客観的かつ冷静に見ており、心配しているようにも見えます。

須永が不安に思っている理由は以下の7つです。

  • 中間業者のABIRUとは取引が無い
  • ABIRUが10億の手数料を取る
  • 100億規模の決済を通すには取締役会の決議が必要
  • 2週間で112億を動かすのは社内規則に反する
  • 青柳と地主は会ったことがない
  • 東京五輪が決まってから地面師詐欺が増えている
  • 青柳は100億円規模の土地に地面師が関わらないと決めつけている

青柳の強行突破を止めるために、地主を装って手紙を書いたとも考えましたが、わざわざ同じ会社の人間が手の込んだことをするとも思えません。

仕事上でやり合えばいいわけです。

会社としては成功した方がいいですが、派閥争いをしている会社での立場を考えると、青柳が失敗した方が好都合とも考えられますよね。

須永が手紙を書いたとは考えにくいです。

 

川井菜摘

川井菜摘の可能性も考えてみました。

川井菜摘は土地が狙われていることを、何をきっかけに知ったのでしょうか?

石洋ハウスに送っているということは、自分の土地が石洋ハウスに狙われていると知っていないと送れないですよね。

手紙は差出人が「川井菜摘」で内容証明で送られていて、実印も押された状態でした。

しかし、川井菜摘は土地の測量が始まるまで、事態を把握していなかったので、それまでに起こったことは何も知らなそうですよね。

川井菜摘が手紙を書いたとは考えられませんね。

実印は偽造した可能性が高そうです。

 

地面師たち川井菜摘からの手紙の内容は?

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書かれていた内容は、

この土地の売買がされていると聞きましたが、私は売る気は一切ありません。貴社が交渉しているのは、本人ではなくなりすました他人です。

と書かれていました。

大きな土地の売買の時は、今回の手紙のように警告として怪文書が届くことがあると作品中でも言われています。

この手紙は、単なる手紙ではなく内容証明で送られていました。

 

内容証明

ただの手紙ではなく内容証明として送られてきた通知書であり、実印も押されています。

内容証明は、「いつ、誰が誰宛に、どんな内容の文書を送ったか」を公的に証明できる郵便で、記載内容を相手に従わせることまではできません。

内容証明を送ることは、法的手段に訴える前段階ともいえ、「これ以上問題解決が長引くようならしかるべき措置をとる」という強い意思を相手に表明することが可能です。

手紙を見た後藤は、深刻そうな顔をしてましたね。

後藤はいつも通り、有無を言わせず黙らせようとしますが、青柳は引きませんでした。

この状況をどう切り抜けるか、なりすましで計画実行中では、考えが及ばなそうです。

 

麗子の行動は?

手紙を見せられて焦った拓海、後藤、麗子でしたが、ここで麗子が行動にでます。

重要文化財の「五智如来」を青柳達に見せ、涙を流しながら「仏に誓って嘘は申しておりません」と先祖代々の土地を譲る相手だからと痛切に語りました。

当日の朝、歴史が苦手な麗子が頭に叩きこんでましたよね。

麗子の涙を見た青柳は、その姿を見て信用してしまいます。

 

地面師たち川井菜摘からの手紙の目的を考察!

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手紙を書いたのが竹下の場合、その目的は、

計画を失敗に終わらせること

だったと考えられます。

怪しまれれば、契約せずに終わるし、計画失敗の役に立つと思ったのかもしれません。

 

計画を失敗させる理由は?

計画を失敗に終わらせようと思った理由は、

ハリソン山中に消されると自覚している

からです。

竹下が計画の邪魔をしたところで、ハリソン山中に消されてしまいましたよね。

これまでの竹下とリーダー・ハリソン山中を振り返ってみましょう。

  • 竹下は事前に渡された準備金1000万を使い果たしており、さらに準備金を用意するようにハリソン山中に要求する。
  • 報酬の金額を30億にあげるように、ケンカごしに言い出す。
  • ハリソン山中は30億を受け入れたが、どうせ支払われないと思っている
  • 報酬増額の代わりに、お金をキレイにする仕事も任せられるが、竹下は任されることはないと思っている。

ハリソン山中は裏切った竹下を許せなかったのはもちろん、これまでの金の無心にも危険を感じていたのかもしれません。

そんなハリソン山中の考えを竹下は気づいており、どうせ消されるなら何もせずに消されるのは、気持ち的にも収まらなかったのかもしれません。

 

まとめ

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ここまで、『地面師たち』に出てくる川井菜摘からの手紙は誰が書いたのか、手紙の内容や目的を考察してきました。

竹下が計画を失敗に終わらせる為に手紙を書いたと考えるのが、ストーリー展開としても可能性が高いと考えられますね。

竹下は思った通り、消されてしまいました。

竹下はやってはいけないことにのめり込んでいたので、ハリソン山中もそろそろペナルティをと思っていたのかもしれません。

また、青柳が手紙を出してきたときは、どうなることかと思いましたが、麗子の機転で上手く切り抜けられました。

手配師として、他人に「なりすまし」をしてもらう為にやってきたこと、早朝の叩きこみの成果が発揮された結果ですね。

それにしても、いろんなトラブルがありながらも、計画が成功してしまうチームプレイは見ごたえありますね。

今回は、『地面師たち』に出てくる川井菜摘からの手紙は誰が書いたのか、手紙の内容や目的を考察してきました。

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