ここ数年、自宅で手軽に楽しめるので、メダカを飼う方が増えていますよね。
近所のお家にメダカの水槽があり、通るたびに覗いていたので、自分でも飼ってみたいと思って挑戦してみました。
子供の頃から動物を飼ったことない私でも、メダカを飼ったことから水草にも興味を持ち、楽しんでいます。
水草を使うことで、水槽内を自分の好きな雰囲気に作りこむことができるので、メダカ以上に楽しめる部分でもあります。
屋内でも屋外でも飼える上、金魚のように水槽にブクブクしているエアーポンプの設置も不要で、電源確保などを考える必要もなく、比較的簡単に始められます。
今回は私がメダカを飼っている経験をもとに紹介させて頂きますね。
Contents
メダカを飼うのに準備する物は?
準備する物を、必要な物と好みで準備する物とで分けて紹介していきます。
100円ショップで揃えられるものもあるので、参考してみてください。
必ず必要な物
メダカ
今では品種改良が進み、色とりどりのメダカがいるので迷いますが、それも楽しみの一つです。
もちろん、品種によって価格も変わってきます。
購入場所は、
- 専門店
- ホームセンター
- インターネット通販
- イベント
といったところです。
実際に見てみたい場合は、実店舗で買うことをおススメします。
インターネットでは様々な品種が売られており、手軽に買うことができます。
ただ、生き物なので配達する条件や保証に注意する必要があるので、購入の際はしっかり確認して下さいね。
私はインターネットで購入することが多いですが、しっかり梱包されていて悪い状態で届いたことはありませんでした。
水槽
水槽は、大きさも材質も様々で、置ける場所の広さや、何匹飼うかによって変わってきます。
ちなみに、メダカ1匹あたり1Lの水が必要と言われており、水槽に入れる床砂や好みで水性植物を入れる方は、これも考えなければなりません。
- メダカ鉢:プラスチック製が多く、四角、丸型、ひょうたん池型などがあります。
- トロ船:頑丈なプラスチック容器でです。他に比べると浅く、面積が広いです。
- 発砲スチロール:軽くて、他の容器と比べて水温変化が起こりにくいです。
- 睡蓮鉢:陶器をはじめ様々な材質があり、飾っておくと見た目が良いです。
私は睡蓮鉢以外は全て使ってきました。
初めはメダカ鉢から始めて、水草に合わせて増やしていきました。
トロ船は大きさにもよりますが、面積が広くとれるので、水草をたくさん置くことができ、メダカものびのび泳ぐことができます。
また、お金をかけずに、飼うこと自体を試してから考えたい場合は、メダカをインターネットで購入すると発砲スチロールに入ってくるので、それを使用するのもいいかもしれません。
底砂
水槽の底に敷く砂利などです。
水の安定や見た目をよくしたり、水草を植えたり、汚れを目立ちにくくするなど、目的は様々です。
多孔質なものだとバクテリアが繁殖しやすく、メダカから出たフンを分解して水をキレイにしてくれます。
- メダカ用ソイル:多孔質。形が崩れやすく定期的に交換が必要です。
- 赤玉土:多孔質。植物の根が張りやすいですが、使うにつれ、崩れて泥状に崩れます。
- 大磯砂:雑に扱っても、型崩れしにくいので長期使用できます。
- 富士砂:多孔質。黒色でメダカの体の色を濃くする効果があります。
- 川砂:自然な雰囲気を作れます。
- 化粧石:観賞用におすすめです。園芸用は水質の確認が必要です。
網
水槽を洗う時などメダカをすくって移動させるときに必要で、100円ショップで購入できます。
カルキ抜き
水道から汲んだ水の塩素を取り除くために必要。
なければ汲んで、1日置いておけば塩素は抜けますが、待たなければいけないので、あると便利だと思います。
プロポース
水換えに必要で、100円ショップで購入できます。
餌
用途別やいろいろな栄養が入っているものが売られています。
こだわらなければ、100円ショップでも購入できます。
お好みで用意する物
水槽内をキレイにしたり、ビオトープのようにするなど、主に鑑賞目的で用意する物です。
水槽のお掃除屋さん
水槽内の水がグリーンウォーターになった時に、ヒメタニシをいれたら数日で透明になりました。
ただ、グリーンウォーターはメダカの餌にもなっているので、悪いことばかりではありません。
以下の2種類の掃除屋さんを入れておくと、万が一メダカが死んでも処理してくれます。
- ヒメタニシ:コケ、食べ残しの餌などなんでも食べてくれ、ろ過接触で水をキレイに保つ。
- ミナミヌマエビ:コケ、食べ残しの餌を食べてくれます。
水草
水槽の中にいれることで鑑賞性もグッと増し、メダカの隠れ場所や産卵場所になることもあります。
花を咲かせたり、夏と冬で姿を変えたりと育てると面白いです。
水性植物については、後述してますので、そちらもよかったら確認して下さいね。
植木鉢
水草を植えて水槽の中に入れるのに使います。
底砂に直接植えてもよいのですが、それぞれを管理しやすくする為、私は植木鉢を使っています。
石
5~15㎝ぐらいの大きさの物です。
水槽内の景観を良くしたり、水槽内で高さを上げたりするのに使用できます。
流木
水槽の雰囲気がとても良くなります。
デメリットもあり、水が茶色くなったり、寄生虫やアクがあったりします。
下処理されていない物は煮沸消毒などでデメリットの対策ができます。
水槽用オブジェ
魚の隠れ家になったり、水槽内の雰囲気を良くすることができます。
100円ショップで売られている物もあります。
噴水ポンプとエアチューブ
水槽内で水の動きが欲しい場合に使い、レイアウトで上手く組み込めば鑑賞性も良くなります。
エアチューブを付けてレイアウトを工夫して、滝のようにすることもできます。
注意が必要で、メダカは強い水流に弱いので、優しい水流にしてあげて下さいね。
電源はソーラーパネルタイプを選べば、電気代も掛からないし、電源とるために設置場所が限られることもないので、おすすめです。
おすすめの水草は?
水槽に底砂だけでは、寂しく物足りないので、一緒に入れて頂きたいのが水草です。
メダカの隠れ場所や産卵するときにも利用できるので、ぜひ気になる植物を一緒に入れてあげるとメダカも喜ぶと思います。
ホテイアオイ
浮草で繁殖力が強いですが、冬になると枯れ、日当たりの良いところど育てると紫色の花をつけます。
根っこが水中にあるので、主に産卵床として入れています。
ナガバオモダカ
鉢ごと水につけて育てる抽水性の植物で、冬は葉の部分も水に沈めて越冬させることができます。
繁殖力が強く、白い花をつけます。
メダカの遊び場や隠れ場所になる植物です。
姫スイレン
葉が小さめのスイレンで、小さいスペースでも育てられます。
水面に葉を茂らせてくれるので、夏場に影を作ってくれて、水温が上がりすぎないようにしてくれます。
土の表面から水面までの間が10㎝程必要なので、容器の深さは20㎝程はあった方がいいと思います。
水面が葉で覆われ過ぎるので、ときどき葉を間引くといいと思います。
手乗り蓮
小さい容器でも育てられるように品種改良された蓮です。
姫スイレン同様、平たい葉がたくさんつくので、日陰を作ってくれます。
高く伸びた葉が増えて荒れるので、様子を見て間引いた方が良いと思います。
寄せ植え
どれを選んでいいか迷ってしまったり、植え替えなどの手間を省きたい場合は、寄せ植えになっているタイプも販売されているので、まずはそこから試してみるのも有りだと思います。
まとめ
いかがでしたか?
メダカを飼うのに準備はそれほど大変ではありませんし、高額なお金もかかりません。
飼い始めると、産卵して卵から稚魚が生まれ、その稚魚が大きくなっていくという過程を見れるので、とても面白いです。
そのうち、水槽の中をこうしたい、ああしたいと欲も出てくるので、それもまた楽しいです。
どのアイテムもホームセンターやインターネットで簡単に手に入れることができるので、準備に手間取ることもないと思います。
水草は、早ければゴールデンウィーク頃から店頭に並ぶので、実際に見て購入されてもいいと思います。
私は夏前のホームセンターの園芸館に行くのが、いつも楽しみです。
ぜひ、みなさんもメダカと水草を楽しんでみてくださいね。
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